119.天井裏シロッコファン入替工事

ご紹介を頂き、商業ビル内テナント店舗の天井裏に設置されているシロッコファンの入替工事を行いました。
シロッコファンより「異音が出ていて排気量も少ない。」とのご相談でした。
現状を確認に伺ったところ、ダクトが潰れている場所や油詰まりも相当な量があり、ダクトのやり直しとシロッコファンの交換を行う事になりました。
また、使用していた水フィルターが作動できない状態になっていましたが、製造元が廃業しており修理が出来ない事も影響していました。消防署に相談し指導の下、FVS+グリスフィルターに取り替える事にいたしました。
シロッコファンはビルの構造上、天井裏にしか設置が出来なく、天井を解体しシロッコファンを交換後に復旧する工事も必要でした。
復旧工事と同時に油で汚れていた天井全体を奇麗にしたいとのご要望もあり、天井を水洗いをした後に塗装をし照明もLEDに交換いたしました。
ビルの規則上、塗装は臭いが発生するために休館日の作業しか許可が出ず、LED照明を取り付けた後の工程になりました。

使用機器
・シロッコファンモーター(テラル) CLF6-No.2 1/2-TH-R-RS-B-e
・グリスフィルター(日本設備企画) JGZ-402×2台 JGZ-302×1台

118.厨房機器入替工事

縦型冷凍冷蔵庫、コールドテーブル、2口イタメレンジの入替工事を行いました。
冷凍冷蔵庫は搬入経路の都合上、ユニットと扉を外す作業もあり、イタメレンジはガスの結び変えをする必要がありました。
ランチ終了後の14:00~17:00の間の限られた時間で作業を行うために、事前に当社工場でユニットと扉を外しておきました。また、東京ガスの工事が早めに終了出来るように奥側の冷凍冷蔵庫とコールドテーブルの据付作業は後にしてイタメレンジを先に据え付けました。
施主様のご協力もあり、夜の営業に差し支える事が無く予定時間で完了する事が出来ました。

設置機器
・冷凍冷蔵庫 (ホシザキ) HRF-120AT3 オール右吊元仕様
・コールドテーブル (ホシザキ) RT-150MNCG
・イタメレンジ (タニコー) CR-100

117.フライヤー導入工事/床嵩上げ工事

メニューを増やすために「ガスフライヤーを設置したい」とのご相談を承りました。
設置場所の床には、梁があり段差があります。
フライヤーの脚を調整するだけで設置しまうと、油缶の出し入れに支障が生じ危険です。
そこで、床を平らにする事にいたしました。
木下地で床を嵩上げし、仕上材は衛生面を考慮し清掃のしやすいステンレスを貼りました。
ステンレス材はサビにも強いSUS304にいたしました。
フライヤーの側面や背面のステンレス幕板は翌日に取り付けました。

116.ボックス席増設/透明ロールスクリーン設置工事

コロナ対策としてボックス席の増設と透明ロールスクリーンの設置工事を行いました。
今までは、カウンター席を除くと6人掛けのボックス席が2席とテーブル席がありました。
テーブル席は、お客様の人数に合わせて自由にレイアウトをしていました。
コロナ過になり、アクリル板やテーブルを減らしたりと飛沫感染防止に努めておりました。
しかし、お客様の飛沫感染をより減らす対応としてボックス席を増設する事にいたしました。
仕上材が開店して7年経ち廃番になった商品があり、近似色の仕上材を探して施工いたしました。
同時にテーブル席の防止対策は視界の妨げにならなく通行の支障が少ない、巻き上げ式の透明ロールスクリーンを設置いたしました。
エアコンの風に影響が出ないようにV型吊棒を使用して施工いたしました。
ボックス席を増設したことで、テーブル数は減りましたが席数は2席増えました。

115.床下点検口対策工事

開口が狭い便器の奥に設置されている汚水槽の床下点検口の蓋が開けられないため、開口を大きくして扉を設置して欲しいとのご相談を承りました。
開口を大きくしても汚水槽の清掃作業には十分な効果が期待出来ず、しかも扉を取り付けると高額になります。
問題点は床下点検口が重く、歪みがある為に開けにくい事でした。
そこで、点検口を開け閉めのしやすい軽量の蓋に交換する案を提案し対策する事にいたしました。
蓋は、湿気等の問題を起こす恐れがある為、裏側はアルミ材で枠を作りプラベニヤを貼り付けました。小口は防湿テープを巻きました。
また、臭気の発生を考慮し多少の重量を出しました。
臭気や湿気は後日確認に伺い、問題がありませんでした。
壁の点検用の一回り小さくビスが届いていなかった蓋も、壁面と同色の化粧板で適性の大きさの蓋に作り変えました。

114.化粧室改修工事

化粧室の改修工事を行いました。改修の目的は、コロナの感染予防対策によるものです。
和便器をウォシュレット付きの洋便器に改修いたしました。
ウォシュレットは高額にはなりますが、お客様の手の触れる場所を減らすために「自動便器洗浄」「自動開閉」機構のタイプにしました。
洗面台も蛇口にお客様の手が触れない様に、自動水栓にいたしました。天板は清掃のしやすい人造大理石にいたしました。
床のタイルは施主様の長年の経験から、水回りで推奨されているタイルでは凹凸があり何度清掃をしても汚れが取れずに黒ずんでしまうのが悩みでした。
今回は様々なタイルのサンプルを取り寄せて、鏡面風仕上げのタイルにいたしました。
壁面の仕上げ材は便器側はタイルを貼り、洗面台側はキッチンパネルを貼りました。
この後、最後に洗面台の前に鏡を取り付けいたしました。
全体的に明るく清潔感のある化粧室になりました。

113.店舗改修工事

コロナで営業自粛の期間を利用して店舗の改修工事を行いました。
店舗全体が明るくなるように、施主様と使用材料を選び施工いたしました。
主な工事は、下記の通りです。
・什器吊戸棚の新設
・入口横の間仕切袖壁の改修
・クロスの貼り替え
・塩ビタイルの貼り替え
・飛沫防止用ガラススクリーンの増設
・カウンター天板の改修
・天井及び床の下地の補修
・厨房天井の塗装の塗り替え
・既存木部の塗り替え及び新規木部の塗装
・ダウンライトの器具交換及び増設
・厨房機器の入れ替え
・新規マガジンラックの取り付け
・トイレの扉の開閉方向の変更
全ての工事写真をご紹介いたしますと、量が多くなりますので抜粋した工事写真をご紹介いたします。
同時に行いました、洗面所の改修工事は次回ご紹介いたします。

112.換気設備撤去工事

飲食店であったテナント室内の換気設備及びダクトの撤去工事を行いました。
スケルトン工事を行っている解体屋さんより、換気設備の撤去工事を依頼されました。
坪数は40坪あり、厨房のダクト・室内換気・給気ダクト・排気ファン等々を含めた換気設備全ての撤去工事です。
天井の軽天を出来るだけ残すように撤去工事を行いました。
作業は3人で行い、作業時間は8:00より開始し、15:00に完了いたしました。

111.厨房機器入替工事

ガスレンジの入れ替えと1槽シンクの新規導入工事を行いました。
お店の定休日が無くランチとディナーの営業を行っており、お昼の休憩中では作業時間が足りません。
ガス屋さんにも協力して頂き、作業を開店の11時に間に合うように早朝から行いました。
店舗は2階でエレベーターが無く、階段による搬入搬出でした。
既存のガスレンジは、搬出経路が無く解体して搬出いたしました。
作業効率を考え新たに設置するシンクは、給排水管を分岐し接続いたしました。
限られている場所にシンクを増設するため、特注でステンレス台を製作し設置スペースを確保いたしました。
入替工事の主な内容は下記の通りです。
①店舗通路等の養生
②ガス管の切り離し
③既存ガスレンジ(幅1800)の解体搬出
④厨房機器の位置変更
⑤ガス管及び給排水管の盛り替え
⑥1槽シンク(幅450)及びガスレンジ(幅900)x2台の搬入据付及びレベル調整
⑦ガス管及び給排水管の接続工事
⑧各機器試運転
作業中の写真は時間に余裕がなく、撮ることが出来ませんでした。

110.外壁及び小上り改修工事

外壁の改修工事と小上りの改修工事を行いました。
開店から30年以上経過しており、白アリが原因で外壁の老朽化が相当進んでおりました。当初は部分改修も考えていましたが、今後の事を考え被害の大きい壁を解体し、新たに外壁を作り直す事に致しました。
崩れ防止の仮柱を設置し解体いたしました。
今後の白アリ被害を考慮して柱の下側に金物を取り付け、壁面内には透湿防水シートを貼りました。
サイディングはジョリパットの校倉仕上げで高級感を演出し、最後に化粧格子を取り付けました。
外壁の解体に伴い、来店するお客様の要望もあり小上り席をテーブル席の個室に改修いたしました。
ベンチシートは下台を収納式にし、マットは既存の椅子と同じレザーを貼りお店の雰囲気を統一いたしました。
テーブルは脚を取り換えて、座卓の天板を再利用いたしました。
内外装共に、今までの趣を残しデザインし施工いたしました。
工事期間は休業して頂き、8日間でした。