人気中華屋さんの改修工事の2回目は厨房改修を工事順にご紹介いたします。
最初に店舗工事で開口した場所より、全ての厨房機器を搬出いたしました。
開店より50数年経っているために、経年劣化で傷んでいたグレーチングの周りを斫り、解体し、型枠から作り直しました。また、所々凹みがあった床も同時に補修致しました。
床の養生期間を経て厨房のクリーニングを行いました。年数が経っていて油汚れが激しく8:00から始め22:00まで掛かりました。
壁面のステンレスを補修した後に、新規厨房機器を設置いたしました。
厨房機器の全てを新しくいたしましたが、搬出前と同じ寸法と仕様をご希望されておりました。中華レンジ、シンクや作業台等の全ての板金製品は特注品で当社で製作いたしました。
限られた日程での工事であり、なおかつ開口を復旧してしまうと入替作業は不可能になってしまいます。製作に失敗は許されなく、気になる部分があると何度も再確認に伺いました。
無事に計画通りに設置する事ができ、最後に設備の結び工事を行い完了いたしました。
工事期間に余裕が無く、工事完了翌日の開店の準備や仕込み時間ギリギリまでの工事になりました。完了写真もあまり撮ることが出来ませんでした。