給食センター(セントラルキッチン)の移設工事の内装仕上工事が主の紹介です。
塗装工事、床長尺シート貼、ステンレス板金工事、フード取付工事です。
床材は、長尺シートで水が溜まらない衛生的な乾式のドライキッチン仕様にいたしました。
あえて汚れが分かるように全体的に明るく、小まめに清掃するように白を基調にいたしました。
最初に塗った塗料の黄色が強く照明が反射してしまい、目が疲れてしまう為に塗り直しをいたしました。
壁面は、水回りや調理面はもちろん、巾木も全て清掃のしやすいステンレスを貼りました。
127.給食センター(セントラルキッチン)移設工事-②
給食センター(セントラルキッチン)の移設工事の2回目です。
今回は間仕切工事から床嵩上げ工事の下地工事が主な工事です。
床は給排水管とガス管を床下に埋設するために万協フロアーで嵩上げをいたしました。
料理の配膳をワゴンで行うため、床の嵩上げで段差が生じるため、配膳用と下膳用の出入口をスロープにいたしました。元々の天井が高く、そのままフードを取り付けるとグリスフィルターの清掃に支障が生じるために一部の天井を一般的な厨房の高さまで低くいたしました。
下げた天井懐を利用し電気、エアコン、ダクトの配管経路にいたしました。
126.給食センター(セントラルキッチン)移設工事-①
給食センター(セントラルキッチン)の移設工事を紹介いたします。
自動車工場であった集合住宅1階の店舗への移転になります。
ガス・水道・電気等の設備が飲食店仕様では無いため、ガスは本管、電気は幹線から引き直すことが必要になる工事になります。
工事期間は約1.5ヵ月を予定しております。
工事の内容を回数を分けて紹介させて頂きます。
初回は解体工事から埋設部分の各設備工事を紹介いたします。
125.回転釜増設工事
セントラルキッチンで撹拌機付きの回転釜の増設工事を行いました。
撹拌機付きの回転釜は以前から使用していましたが、店舗数が増え処理能力の向上と調理工程で使い分ける必要があり増設することになりました。設置場所は、事務所で使用していた区画を改修いたしました。
事務所であった為、排水設備が無く近くにありましたグレーチングに回転釜の排水を合流させました。
写真にはありませんが、2槽シンクと手洗器はミニキッチンが設置されていた設備から分岐しました。
床はグレーチングの斫り工事を行い、モルタルで勾配の調整を行った後に、清掃しやすいウレタン系の塗装で仕上げました。
壁面は窓がある場所に回転釜を設置するために、壁を建てステンレスで仕上げました。
工事期間はやホコリや臭いがでる作業は工場の休みに施工し、床の養生日を含めて7日間でした。
124.非接触型トイレ改修工事-②
コロナ対策として、非接触型のトイレに改修いたしました。
前回同様に、既存の便器はそのままで、便座を自動便器洗浄、自動開閉装置付きのウォシュレットに取り替えました。水栓も同様に、近くに電源がないため発電タイプの自動水栓にいたしました。
水滴で腐食して水栓がグラついていた木製天板では新しい自動水栓が取り付けられません。
什器(洗面台)の交換も必要でしたが、なるべく金額を掛けずに工事をして欲しいとのご要望がありました。
そこで、自動水栓以外の器具は既存品を再利用し、天板は現状の木製天板にステンレスを加工し貼り付けました。
ステンレスの仕上げはヘアーラインで錆びにくいSUS304で施工いたしました。
123.給湯管盛り替え工事
前日に埋設給湯管から漏水していると連絡がありました。
使用していない状態でも湯沸器が作動してしまうほどの漏水です。
埋設管が腐食している事が原因の為、既存の配管を利用して修理する事は出来ません。
露出で塩ビ管(HT)にて配管を盛り替える方法しかなく、臨時休業日を設けて頂き考えられる材料を用意して工事を行いました。
施主様にお立ち会い頂き、支障が少ない場所を検討し配管をいたしました。
工事時間は厨房機器の結び変えや機器の試運転を含みまして、8:00~15:00まで掛かりました。
122.非接触型トイレ改修工事
コロナ対策として、非接触型のトイレに改修いたしました。
既存の便器はそのままで、便座を自動便器洗浄、自動開閉装置付きのウォシュレットに取り替えました。
水栓は、近くに電源がないため発電タイプの自動水栓にいたしました。
床のシートも傷みがありましたので、抗菌タイプの長尺シートに張り替えました。
便器とシートを外して見たところ不自然に盛り上がっていた場所は、鉄管をそのままシートで巻き上げていました。
シートの隙間から水が入り込み、相当の腐食が進んでいました。いつ漏水してもおかしくない状態であるため、施主様に説明し配管を塩ビ管にして埋設配管の経路も盛り変えました。
便器のフランジも間違って取り付けられており、新しいフランジを急遽用意して取り替えました。
121.内装改修工事
浅草の居酒屋さんで、清掃がしやすい店舗にするための内装改修工事を行いました。
壁面のクロス材とポリ板のサンプルを取り寄せて、施主様と一緒に選び決めました。
収納場所も開口のままの場所が多かったので、新たに壁面を開口して扉を取り付けたりロールスクリーンを取り付けたり致しました。ロールスクリーンも清掃のしやすい生地にいたしました。
下膳された食器の置き場所の問題があった小さかったカウンターは、下部の収納物を考慮し最大限まで大きくしました。天板の仕上げも清掃のしやすいステンレスにいたしました。
工期は臨時休業を設けて頂き5日間で完了いたしました。
120.唐揚店 厨房設備工事
約2坪の持ち帰り専門の唐揚店の厨房設備工事を行いました。
工事内容はダクト工事 壁面ステンレス板金工事 厨房機器の搬入据付です。
古い木造の建物と狭い場所での作業であったため少し苦労いたしました。
作業はダクト工事 板金工事と厨房機器の搬入据付作業と日を分けて行いました。
主な納品機器
・ミニシロッコファン(三菱電機) BF-19S4
・グリスフィルター(日本設備企画) JGZ-401S
・FD付ウェザーカバー(西邦工業) WCD250S
・ステンレス貼 SUS304 t0.6 No.4仕上
・冷凍冷蔵庫(大和冷機) 241NYS1 逆扉仕様
・ガスフライヤー(マルゼン) MGF-C23K
・シンク等板金機器(当社製作) SUS430 t1.0 No.4仕上
119.天井裏シロッコファン入替工事
ご紹介を頂き、商業ビル内テナント店舗の天井裏に設置されているシロッコファンの入替工事を行いました。
シロッコファンより「異音が出ていて排気量も少ない。」とのご相談でした。
現状を確認に伺ったところ、ダクトが潰れている場所や油詰まりも相当な量があり、ダクトのやり直しとシロッコファンの交換を行う事になりました。
また、使用していた水フィルターが作動できない状態になっていましたが、製造元が廃業しており修理が出来ない事も影響していました。消防署に相談し指導の下、FVS+グリスフィルターに取り替える事にいたしました。
シロッコファンはビルの構造上、天井裏にしか設置が出来なく、天井を解体しシロッコファンを交換後に復旧する工事も必要でした。
復旧工事と同時に油で汚れていた天井全体を奇麗にしたいとのご要望もあり、天井を水洗いをした後に塗装をし照明もLEDに交換いたしました。
ビルの規則上、塗装は臭いが発生するために休館日の作業しか許可が出ず、LED照明を取り付けた後の工程になりました。
使用機器
・シロッコファンモーター(テラル) CLF6-No.2 1/2-TH-R-RS-B-e
・グリスフィルター(日本設備企画) JGZ-402×2台 JGZ-302×1台